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GMOゲームポットが9月より配信を開始したスマホ向け美少女箱庭シミュレーション「わグルま!!」。
ちょいと遅ればせながらプレイしてみましたので、レビューをお届けしたいと思います!

プレイしてみた率直な感想は、

基本、使い魔を使役して素材を集めさせてくる事がメインの放置ゲー。
ブラウザゲー時代から仕様は変わっていないらしく、少々古臭さが否めない。


・・といった印象。


本作は、2014年にサービスを終了したPCブラウザゲーとして配信されていたタイトルで、完全なる新規のタイトルでは無く、スマホ向けのゲームアプリとしてサービスが再開されたタイトルです。

そしてどうやら、ブラウザゲー時代からゲームの仕様自体は全く変わっていないらしく、スマホゲーながら一昔前のPCブラウザゲーさながらです。

・・だからといってつまらないわけではないのですが、やはり新作タイトルとして見るには如何せん古臭さは否めません。

そして、基本的に放置系のカジュアルなゲームシステムなので、ガッツリとゲームをプレイしたいユーザーには物足らない(・・というか、もどかしい)ゲームなのではないかと感じました。

個人的には嫌いじゃありませんが、ブラウザゲー時代にプレイした事のないユーザーさんが、新規で始めるとなるとちょっとツラいかも・・?

それではレビューにいきたいと思います!

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◇ゲームシステム:使い魔達を使役して素材を集め、お金や家具を生み出して悪魔の住居を管理するゲーム!そして基本放置ゲー

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本作のゲームの流れを大まかに説明すると、主人公(プレイヤー)が失踪した魔王の代行役となり、悪魔に転生して使い魔(モンスター)達を使役しながら、素材やお金を集めて家具や住居の環境を整えていく、放置系の施設管理ゲーです。

最初はド貧乏で2体くらいの使い魔しかいない状態から始まり、転生した主人公が成長していくと共に、使い魔の数や住居の広さ、住居内の環境などを発展させていく流れ。


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プレイヤーがゲーム内で主として行う事は、使い魔たちにご飯をあげたり遊んであげるなどしてコンディションを整え、魔界の各地へ使役して素材を収集することです。

他のゲームで例えるならば、モンハンで言うところの「ニャンタークエスト」がメインコンテンツとでもいいましょうかw


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使い魔たちは使役で経験を積むことによって成長していき、使役で行かせられる場所も次第に広くなっていきます。
もちろん、高ランクを必要とする使役先ほど、貴重なアイテムを入手できます。

また、使役する際には「さくっと」「そこそこ」「じっくり」の3パターンの時間を選択することができ、使い魔が使役に出かける時間はリアルタイムとなっています。

長く出かけさせるほど多くのアイテムを入手する事ができますが、その分使い魔の体力は消耗する。


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そして、使い魔達を使役するだけではゲームがうまくいかず、あまり使役し過ぎると腹を空かせて動けなくなってしまいます。
また、あまり放置しすぎると機嫌を損ねていう事を聞いてくれなくなってしまい、果ては家出してしまう事もあります。

そのため、プレイヤーは使い魔たちにご飯をあげたり、遊んであげてご機嫌を取ってあげることも重要な仕事となります。

しかし、この使い魔たちの「ごはん」が本作においての悩みの種で、特に序盤は「ごはん」(おにぎり)を買うお金を全然貯めることができず、常にカツカツの状態で運用していくこととなりますw

使役で得た素材を売って「ごはん」を買うといった、自転車操業的運用がしばらく続くw


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また、「まおうからのでんわ」で魔王の指令(いわゆるクエスト)をこなしていく事も重要で、指令を達成するとゲームの進行に重要な報酬を得ることができます。

使い魔たちを使役する際には、魔王から受けた指令内容に沿った形にすると効率がいい。


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さらにもうひとつ本作で重要な行動が、集めた素材で家具を生成する「悪魔工房」です。

「悪魔工房」で生成した家具は部屋に設置する事もできますが、ショップに売れば素材を売るより大金が得られます。
また、魔王からの指令内容に家具の生成が含まれることもあり、使役の次に重要な行動と言えます。

・・んま、最初の内は家具のレシピが高すぎて、ごはん代だけでいっぱいいっぱいですけどねw


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こうして地道な運用を続けていく事でプレイヤーの転生悪魔も徐々に成長していき、より多くの使い魔を抱える大所帯となっていくわけです。

・・それにしても、本作はリアルタイムで時間がかかるゲーム性なので、正直言って序盤で辛くなるw


◇グラフィック・デザイン・クオリティ:ブラウザゲー時代のプレイヤーは懐かしさにテンションが上がるかも!?しかし、新規プレイヤーには辛いものがある古臭さ

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筆者は本作をブラウザゲー時代にプレイしたことはないのですが、調べてみるとブラウザゲー時代そのまんまの仕様だそうです。

部屋の描写や使い魔たちのイラストやアニメーション、ゲームメニューのUIに至るまで・・・
全てがブラウザゲー時代がそのまま再現されており(悪く言えば進歩してない)、当時プレイしていたユーザーたちにとっては、懐かしさでテンションが上がるものがある様子。

しかし、筆者を含む新規プレイヤーたちにとっては、如何せん古臭くて辛いものを感じてしまう・・・。
また、PCブラウザ向けのUIレイアウトそのままのためか、どうもメニューレイアウトが使いづらい。

せめて、UI関係のレイアウトやデザインだけでも、スマホ向けに作り直すべきだったのでは。


◇アプリの動作性:ローディングが長めでアプリの挙動が若干重い。そしてアプリを非アクティブにすると通信エラーがよく発生する

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本作はPCブラウザそのままの仕様で、グラフィックも全てシンプルな2Dグラフィックで表現されています。

そのため、一見するとアプリの挙動も軽そうな印象を受けるのですが、意外とコレが重いのですw

ゲームを始める前にそこそこ長めなローディングが入りますし、ホーム画面メニューでの画面遷移も若干硬い。

正直言って、快適な動作性とは言いづらいものがあります。


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また、スマホでプレイする際にはアプリを非アクティブ状態にして、起動しておきたくなると思いますが・・
本作はアプリを非アクティブ状態にしてしばらく放置すると、エラーが出てアプリを再起動するハメになってしまいますw

放置ゲーは常に起動させておいてマメにチェックしたくなるものなのに、この仕様は正直言って辛いです。

これならネイティブアプリにする必要などないと思いますし、スマホに対応したブラウザゲーにした方がよかったのでは。


◇課金要素:課金しなくても遊べるが、序盤は特にやる事が無くて少々辛い

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本作にもゲーム内課金通貨が存在し、モンスターの召喚ガチャも存在します。
しかし、課金ガチャゲーと言うようなゲーム内容ではありませんし、課金せずとも十分に遊べます。

・・その辺は良さだとは思うのですが、序盤はとにかくゲーム内のお金がないので、早々に投げてしまいたくなりがちです。

それは課金する事で打破できるわけですけど、課金する気は正直起きないw

しかし、ある意味で課金しないと辛いゲームだとは言えそうですw


◇総評:ブラウザゲー時代のプレイヤー向けの復活コンテンツ。新規プレイヤーには辛いものがある内容

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本作は、ゲーム自体がつまらないとは思わないのですけど、やはり新規でプレイするには正直辛いものがあると感じました。

今の時代のスマホ向けゲームアプリとしては正直ってショボいですし、ブラウザゲーのベタ移植と言った感じで、アプリとしても使いづらい。

また、新規向けのゲームとしては、ゲームの流れも分かりやすいものではないですし、キャラの思い入れもなく始める人にとっては、ストーリーやキャラクター性にも愛着を持ちづらいところがある。

はっきり言ってしまえば、ブラウザゲー時代のプレイヤーのみを対象とした、復活コンテンツと言った感じです。


これでは、正直言って新規プレイヤーを呼び込むのはかなり難しいのでは。

クソゲーというわけではありませんが、新規でハマれるゲームでは無いと感じる。


そんなわけで本作のハマる度は、少々残念めな☆2とさせていただきます。

ハマる度: ☆☆ ( 5点満点中)

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◇料金体系:基本プレイ無料、アイテム課金制
◇プラットフォーム:Google Play/App Store
◇公式サイト:http://www.waguruma.jp/index.aspx
◇公式Tiwtter:https://twitter.com/waguruma_maou

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