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キャプチャー:https://3jus.jp/
ケイブが2018年12月11日、配信中の”戦春ドラマティックバトルゲーム”こと「三極ジャスティス」のサービスを、2019年2月28日15:00をもって終了すると発表しました。

本作は2018年6月1日よりサービスを開始しており、サービス開始から約9ヶ月でのサービス終了となります。

公式サイト サービス終了のお知らせ:https://3jus.jp/archives/4044


本作は、世界観監修・シナリオを芝村 裕吏氏が、総監督を「池田 恒基」氏が手掛ける戦春ドラマティックバトルゲーム。

ストーリーでは、「支配」「自由」「金欲」を掲げる主張に三極化した2040年の日本を舞台に、武装した少年少女たちが命を懸けて主張をぶつけ合う様がドラマティックに描かれます。

舞台は2038年の少子化と人口減が進んだ交配した日本。 「人工人間製造」「ライフサイエンス解禁」「クーデター」「日本内戦」「戦争ビジネス」などが渦巻き、先の見えない内戦を続ける混沌とした日本を目の当たりにする事となり、 「強い日本」を掲げる政府組織、それに反発する反政府勢力、混乱に紛れる国際犯罪集団、この3勢力による泥沼の争いが繰り広げられます。


ゲームシステムは、ステージ攻略型のシンプルシューティングゲームをバトルシステムに取り込んでおり、戦場で陣地を拡大していく3分間の強襲戦争体験が楽しめます。

そして、バトルは3陣営入り乱れた混沌の戦場となり、戦況や戦略に合わせて攻撃部隊・防衛ステージをカスタマイズし、兵士x要塞機x武器を組み合わせた多彩な戦略性を楽しむ事ができます。

また、要塞機のカスタマイズも本作の大きな魅力となっており、機動力重視か攻撃力重視かなど、オリジナルの戦略を立てることができます。

さらに、戦場に拠点を築く「ステージエディット」も搭載されており、防衛や敵の妨害など、ストラテジー的な戦略性も楽しむ事ができます。



ゲームの評判としては、その強烈な世界観と独特なゲームデザイン、独自性のある戦略性やプレイングが用意されたストラテジー、シューティングを取り入れたバトルが好評となっていました。

しかし、プレイヤーが所属する陣営を選んで戦う構成になっているものの、陣営間のバランスが偏っているほか、陣営が強くなる事で更なる報酬を得られるシステムがそのバランスに拍車をかけ、コンテンツには極端に難しいステージがあるなどといった点に、不満も多数出ていました。


いずれにせよ、人を選ぶゲームデザインですし、初心者の参入ハードルは割と高めな印象。

幅広く人気の出せるコンテンツとは言えなかったのではないでしょうか。


サービス終了に至る理由は「ゲームシステムの改善等を行ってきましたが、皆様にご満足いただけるサービスを提供し続ける事が困難であると判断」とのことですが、本作は以前から少しずつ過疎り始めていた様ですし、恐らくはサービスを継続するに足る収益性を生み出せなくなってしまったのでは。



2019年2月13日追記:


オフラインでこれまでの「三極ジャスティス」のエピソードなどを閲覧できるメモリアルアプリが、2019年3月1日15:00~2019年5月7日15:00の期間で各ストアで配信されることが発表されました。

独自性の強い世界観とシナリオを持つ本作を、サービス終了後に世界観だけでも楽しめるのは非常にうれしい!

ただし、ダウンロード可能期間以降にアプリを削除した場合、再ダウンロードができなくなるそうなので要注意!。


【メモリアルアプリでできること】
・払戻しに必要なプレイヤーIDとパスワードの確認
・オープニングムービーの閲覧
・クレジットの閲覧
・全陣営データベースの閲覧
・全兵士図鑑の閲覧、および全図鑑エピソードの再生
・全要塞機リストの閲覧
・秘書のプロフィールと親密度開放エピソードの閲覧
 ・メモリーズ(戦場エピソード)の閲覧
・ギャラリー(コンセプトアートやデザイン設定資料)の閲覧
・一部BGMの再生
・特殊演習(スコアアタック)のプレイ

この話題に対しての反応

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まとめ

独自性が強く、尖ったゲームデザインは非常に素晴らしいものがあったと感じますが、とても残念ですね・・。

幅広い層に向けて無難なコンテンツを提供するよりも、個人的にはこういったトゲのあるタイトルが好きです。

・・とはいえ、現実的にはやっぱ難しいんでしょうなぁ。

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三極ジャスティス

◇料金体系:基本プレイ無料、アイテム課金制
◇プラットフォーム:Google Play/App Store
◇公式サイト:https://3jus.jp/
◇公式Tiwtter:https://twitter.com/3jus_info